家について

執事が玄関まできた

「いっらっしゃいませ。宝寺様

先ほど親御様からご連絡をもらいました。

それでお部屋を用意させていただきました。」

『いや?

今日も部屋はいらねぇよ』

「そうでございましたか!

では片付けて参ります。

宝寺様

どうぞ、ごゆっくり」

執事はさがっていった。

『さてと(笑)』

『きゃっ!!!』

俺は宝寺を抱き上げた。

『部屋に行きますか?

お嬢様』

宝寺は黙ってコクンと頷いた。

その時の宝寺はすごく真っ赤な顔だった。