俺は宝寺を車に乗せた。

『土曜日ぶりだね・・・

先生の車に乗るの///』

『そうだな(笑)

俺もお前を乗せられて嬉しいよ』

『先生///』

『何?』

『私家に帰りたくないよ///』

『・・・いっいきなり///』

『ダメかな?

また先生と手繋いで寝たいよ///』

『・・・しょうがねぇな・・・

じゃあ自分で電話しな(笑)』

宝寺は電話をした。


泊まりの了承をもらい

俺は車を自分の家に走らせた。

今日は土曜日と違って

宝寺が積極的に話してきた。

学校のこと

八崎のこと

家のこと

自分のこと

俺のこと

その1つ1つが

俺にとって

嬉しくて

泣きたいくらい

嬉しくて

ずっと

この時間で

止まってくれればいいと願った。