俺は助手席のドアをあけた。

『ほら、乗れよ』

コクンと頷いて

宝寺は車に乗った。

俺も乗り込み

『さぁ〜どこ行く?』

『・・・っんち』

『何だって?』

『遊園地行きたいです///』

『プッ・・・ハハハッ』

『笑う事ないじゃないですか///』

『わりぃ..あまりにも

可愛くて(笑)

じゃあ行くか!』

宝寺は真っ赤になりながら

コクンと頷いた


俺は車を走らせた。

車の中では

FMラジオで

洋楽が

流れてるだけ

たまに

宝寺が

こっちを

見てくるが

話しかけようとしない

そんな姿も

愛しく思える