「ねえ、桜嗣
今日は……したいな」

莉緒が顔を赤くして呟いた

「え? いいのか?」

「うん」

莉緒の指が俺の手に絡んだ

「本当に? 途中でやっぱダメとか言うなよ?」

「うん」

俺は莉緒にキスをする

「あ、でも電気は消して」

莉緒がライトのリモコンに手を伸ばした

「だーめ
明るいところがいい」

「嫌だよ、傷が…」

「見たいんだよ」

莉緒のすべてが俺は見たいんだ

見せてくれよ


俺に
莉緒の体を