『ていうか、先輩たち2人は?』



『2人とも知ってたんだ。俺の気持ち…だから、俺たちだけにしてくれたんだよ』



『まじで?(笑)』



『言いにくいんだけどさ…付き合えたら手繋いで車までこいって言われてるんだよね』




『は?なに言ってんの?普通に恥ずかしいから!(笑)』



『約束しちゃったんだよ…』





恥ずかしがりながらも、慶太の手を握った。


佑斗とは、違う温もり…




私は佑斗じゃない人と…
慶太と…




これから歩んで行く…



そう決心した。