『俺、お前気付いてたかもしんねーけどお前のことが好きなんだ』
『………』
『お前が元彼のことまだ忘れられてねーの分かってる』
『うん…』
『でも、俺のことを少しずつ好きになってくれればいいから』
『……もう好きだよ』
そう言った言葉に嘘はない。
『まじで?!俺、元彼を越えられるように頑張るから』
『うん…。慶太のこと好き。だけど佑斗の存在が大きかったから、今すぐに佑斗以上に思える自信はないよ…?』
『それでもいいから…』
『ほんとに?』
『うん、これからよろしくな!』
『よろしく☆』
こうして9月16日…
私と慶太は恋人同士になった…。