−2006年9月− いつものように学校へ行きケイとふざけたり語ったりして、放課後にはレッスンに行く日々が続いていた。 寂しくてどうしようもない日はケイが傍にいてくれた。 そんな毎日を過ごしているうちに 少しずつ寒くなってきて、 秋が来た…。 冬服のスカートを履いて、ブレザーに腕を通した。 胸ポケットに違和感を感じて 中を見てみたら小さな白い紙が入っていた。