「よし!OK!」
「ありございます!」
最後の服装チェックをした二年生部員が深々と頭を下げた
「後は…うちの大エースのみか…」
樹の姿を見つけると私は樹のそばに駆け寄った
「全部できた?」
「たぶん。」
私が樹を見回した
「あ!校章ない!!」
私が指摘するとポケットの中に入れっぱなしだったと慌てて樹がポケットを探った
「貸して!つけたげる。」
「え!?いいよ!」
また樹が拒絶した
「まっすぐ真ん中につけるには人にやってもらった方がいいんだから!貸して!」
半ば強引に校章を奪うと私は樹の校章をつけにかかった
「…なぁ?」
少し落ち着かない樹が、私に話しかける
校章の位置の納得いくポイントが決められない私は樹を見ずに返事をした
「んー?」
「あ!ここだ!!」
ベストポジションを見つけだした私は、素早く樹の校章を制服につけた
一歩後ろに下がり、全体のバランスを見る
我ながらすばらしいと満面の笑みをこぼしてうなずいていると樹と目があった
今さっきのことをようやく思い出す
「あ!で、何??」
「ありございます!」
最後の服装チェックをした二年生部員が深々と頭を下げた
「後は…うちの大エースのみか…」
樹の姿を見つけると私は樹のそばに駆け寄った
「全部できた?」
「たぶん。」
私が樹を見回した
「あ!校章ない!!」
私が指摘するとポケットの中に入れっぱなしだったと慌てて樹がポケットを探った
「貸して!つけたげる。」
「え!?いいよ!」
また樹が拒絶した
「まっすぐ真ん中につけるには人にやってもらった方がいいんだから!貸して!」
半ば強引に校章を奪うと私は樹の校章をつけにかかった
「…なぁ?」
少し落ち着かない樹が、私に話しかける
校章の位置の納得いくポイントが決められない私は樹を見ずに返事をした
「んー?」
「あ!ここだ!!」
ベストポジションを見つけだした私は、素早く樹の校章を制服につけた
一歩後ろに下がり、全体のバランスを見る
我ながらすばらしいと満面の笑みをこぼしてうなずいていると樹と目があった
今さっきのことをようやく思い出す
「あ!で、何??」