「はぁー!?」

ため息のような言葉を吐いた将太

私はそれを見てただただ笑った

「俺、悩みすぎて寝不足だよ!」

怒り口調だったのが本当に怒り始める

自分の勘違いなのに

と思ったが何も言わずにいた

「今日は寝不足だから授業、全部寝るぞ!!!」

「今日もでしょ?」

私が空かさず言うと

将太はすぐ目をそらし、軽く咳払いをして歩き続けた

「あ!私、急がなきゃ!!!みんなを起こして回らなきゃいけないから!!!」

私はそう言うと腕時計を見た

「おぉそっか。」

将太が気の抜けた言葉を返した

「じゃぁ、学校で!!!」

私はそう言うと走り出した