お風呂から上がり、台所で冷蔵庫を漁った

アイスを見つけて口にくわえる

お風呂につかりすぎて、少し火照った体には調度いい食べ物だった

Tシャツに短パン姿でアイスを食べている私に

お母さんが注意をした

「ちゃんとお布団掛けて寝なさいよ」

はーいと返事をして私はアイスをなめながら階段をのしのしと上がっていった

部屋に入ると勉強机のイスに腰を下ろした

鞄から教科書とノート、筆箱を出す

そして少し気合いを入れ、今日の授業の復習を始めた

本当は明日の予習もしたい所だから

今はそんな時間はない

明日の予習の時間を割いてまで、私はしなきゃいけないことがあった

したいことがあった