無意識に携帯を開く。
「あ、メール…」
って誰からだ?
俺のアドレス知ってんの、
今の時間帯は絶対寝てるホストの奴らと、ウキウキな店長だけだぞ?
『若葉です!おはよう!
どうせ今日も早退するんでしょ?
私も早退するから一緒に帰ろ!
あと、私のアドレス登録しといてね!
番号は090…………』
ガシャン
「……………………」
思わず、携帯を落としてしまった。
すぐに拾って、電話をかける。
相手はもちろん
『ちょっと、私がもし遅刻してなかったら授業中に携帯が鳴って取りあげられるところだったじゃない』
「なんで俺のアドレス知ってんだよ!!?」
佐々木若葉。
『あ、おはよう橘くん。いやー、昨日携帯抜いたときにちょこっと拝見させていただいたんだ』
「俺、携帯にロックかけてたはずなんだけど?」
『ロック?ああ、私の誕生日入れてみたら当たったから。』
「…………」
『もしかして橘くんもクリスマス生まれ?誕生日一緒?』
「…ちげえよ…お前、プライバシーの侵害だぞ?」
『でも、訴えはできないでしょ?訴えてもし橘くんのお仕事バレたら大変だものね』
「…………」
本当に、こいつには腹が立つな
『そんで、今日学校来ないの?』
「行かねえ。仕事あるから」
『あ、そうなんだ。まあ私も早退するけどね』
「ふーん」
『じゃあもうすぐ学校着くから。バイバイ』
「…………」
……変なやつ…
佐々木はなんで早退するんだろう?
病院にでも通ってんのかな…?
「あ、メール…」
って誰からだ?
俺のアドレス知ってんの、
今の時間帯は絶対寝てるホストの奴らと、ウキウキな店長だけだぞ?
『若葉です!おはよう!
どうせ今日も早退するんでしょ?
私も早退するから一緒に帰ろ!
あと、私のアドレス登録しといてね!
番号は090…………』
ガシャン
「……………………」
思わず、携帯を落としてしまった。
すぐに拾って、電話をかける。
相手はもちろん
『ちょっと、私がもし遅刻してなかったら授業中に携帯が鳴って取りあげられるところだったじゃない』
「なんで俺のアドレス知ってんだよ!!?」
佐々木若葉。
『あ、おはよう橘くん。いやー、昨日携帯抜いたときにちょこっと拝見させていただいたんだ』
「俺、携帯にロックかけてたはずなんだけど?」
『ロック?ああ、私の誕生日入れてみたら当たったから。』
「…………」
『もしかして橘くんもクリスマス生まれ?誕生日一緒?』
「…ちげえよ…お前、プライバシーの侵害だぞ?」
『でも、訴えはできないでしょ?訴えてもし橘くんのお仕事バレたら大変だものね』
「…………」
本当に、こいつには腹が立つな
『そんで、今日学校来ないの?』
「行かねえ。仕事あるから」
『あ、そうなんだ。まあ私も早退するけどね』
「ふーん」
『じゃあもうすぐ学校着くから。バイバイ』
「…………」
……変なやつ…
佐々木はなんで早退するんだろう?
病院にでも通ってんのかな…?