「おまっ、店員に説教したのか!?」

ハンバーガーを頬張りながら驚く店長を尻目に、俺はスーツを脱いで部屋着のスウェットに着替える。

「何か悪いかよ?」

てゆーか、説教じゃねーし

思ったこと言っただけじゃねーか。

「いや別にー……お前、なんでそんなに人間好きなの?」

もさもさとハンバーガーを食べながら店長はボソッと言った。

「はぁ?なんで俺が」

「自覚ねーのかよ?まーいいや、お使いサンキュー、おやすみクレイジー」

「……おぅ」

なんで俺が人間大好きなんだよ


気になったけど、それ以上考えるのも馬鹿らしくて、寝ることにした。

しょせん、店長の言うことだよな