今、クラスのみんなでカラオケにいる。
今日は体育祭の打ち上げなのだ!
あたしはこうしてワイワイやるのが大好き
テンションも上がる!
みんなに何か歌ってと言われ、あたしは絢香の曲を熱唱した。実は、歌は結構得意なのさ!
火照った体を冷まそうと、壁に顔をくっつけて一息していると、声をかけられた。
「茅衣ちゃん、あたし夏波だけど…」
「あ、夏波ちゃん。どうしたの?」
夏波はあたしの隣に座り、じっと顔をのぞきこんできた。
「あのね、うちバンドやってんだけど、ボーカルが抜けちゃってさ。メンバー不足してんのね。で、さっき茅衣ちゃんの歌聞いて、すごいと思って。」
ほぉ、あたしの歌がね。
「んで、よかったらボーカルになってくれない?」
ボーカル?!
「えっ、あたしが??」
「うん。すぐに、とは言わんから。考えといてくれる?」
「え…うん。」
夏波はじゃあね、と言って去って行った。
ボーカルかぁ〜。
ちょっとかっこいいかもでも、人前で歌うんだよねー。
恥ず〜!!
今日は体育祭の打ち上げなのだ!
あたしはこうしてワイワイやるのが大好き
テンションも上がる!
みんなに何か歌ってと言われ、あたしは絢香の曲を熱唱した。実は、歌は結構得意なのさ!
火照った体を冷まそうと、壁に顔をくっつけて一息していると、声をかけられた。
「茅衣ちゃん、あたし夏波だけど…」
「あ、夏波ちゃん。どうしたの?」
夏波はあたしの隣に座り、じっと顔をのぞきこんできた。
「あのね、うちバンドやってんだけど、ボーカルが抜けちゃってさ。メンバー不足してんのね。で、さっき茅衣ちゃんの歌聞いて、すごいと思って。」
ほぉ、あたしの歌がね。
「んで、よかったらボーカルになってくれない?」
ボーカル?!
「えっ、あたしが??」
「うん。すぐに、とは言わんから。考えといてくれる?」
「え…うん。」
夏波はじゃあね、と言って去って行った。
ボーカルかぁ〜。
ちょっとかっこいいかもでも、人前で歌うんだよねー。
恥ず〜!!