「無事でよかった..」



そう言った渚は
抱きしめていた力を緩め



私の手を引いて歩き出した。



外に出た私と渚


私はてっきり さっきのように.乱闘をしていると思っていたのに


目の前に映る光景は



ただ.お互いのチームが睨み合っているだけだった。



多分それは.お互いの総長がいないから
手は出さなかったって事なのだろうと思った