「俺は お前に許してもらおうなんて思っちゃいないよ」



渡部先輩は胸ぐらを掴む渚の手を


握り返し.ドカッと渚を押した。




「あんだと?」


先輩の言葉に
意味不明とばかりに
眉間にシワをよせる渚



「俺が欲しいのはmoonだ。No.1の権力が欲しい」



「あぁ?てめぇ殺されたいんか?」


さらに眉間のシワが濃くなる。