部屋には

タバコのニガイ香りと 白い煙が



入り混じる。



「いっとくが.俺は許さねぇよ」



その言葉を吐き捨てた瞬間


睨みをきかせ.渚は勢い良く渡部先輩の胸ぐらに掴みかかった



「俺は..お前を許さねぇ」



先輩を掴む渚の手は
怒りで震えているように見えた