―新着メールが届きました・・・
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━ナオ
(ナオからだ・・・)
ナオからのメールは、
最高に嬉しくて。
・・・・・最高に恐い。
あれから、あの時と同じ事を繰り返すようになった。
「おかえり、」
「・・・・ただいま。」
満面の笑みで迎えてくるナオ。
ここは、私の居場所なんだ、ってそう思える瞬間。
痛みを感じたって、
家に居るよりはよっぽどいい。
ナオと体を重ねた時だけは、
空っぽの心が埋まる気がした。
足りない部分が、埋まる気がした。
「学校・・・来ないの?」
「行っとるよ、たまに。」
また同じ行為が終わると、
ベッドの中で話す。
ナオは私の髪を触る。
「見た事ない、」
「みーに会ってへんだけ。」
サラっと言うけど、
胸がギュッと締め付けられる。
あれから何回か、
ナオは私をみーと呼ぶようになった。
「何で連絡くれないの、」
その言葉が、出かかって止めた。
言いたかった。