次の日あたしは、
中学の時から悠翔と一緒だった准のところに行った。


『ねぇ、准』

「どした?」

『悠翔って中学生の時どんなんだったの?』

「………何で?」

『え、気になったから』

気まずそうに目を泳がせる。

『じゅーん?』

「聞かない方がいいかと…」
急に敬語になる准に間髪入れずに

『みんなが隠すから知りたい』
と言うと昨日の悠翔のように准は顔を青くした。

「……」

『じゃあ、違う人に聞く』


「え?!ちょ…陽!!」




クラスの適当なヤツに聞くと案外すんなり分かった



“流れ作業のように女をヤリ捨て”


しかも、
みんなさん胸が大きいらしい…です。


……すみませんね?
小さくて
あたしなんかじゃ“ヤル気にもならない”ってやつか?!



この時、あたしが好きなんじゃなかったのかよ………