それからお母さんに会うことはなかった。
施設に入ってすぐにバスケットに出会い、
あたしは熱中した。
きっと上手くなったら…
強くなったら…
お母さんは迎えに来てくれる。そう思ってボールを追いかけた日々
中学生になり、
お母さんがあたしを捨てたということを分かるようになってもバスケットは続けた。
“強くなる”そう決心して――
あたしは常に全国大会の常連校…
そして優勝することが絶対の、
華南に入学する。
それが間違いだったの?
ねぇ、
……お母さん
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