『バスケやってるんですか?』

「…は?」

『雰囲気がバスケなんで』

「は?」

突拍子もない言葉に目を丸くさせているのに気付いたが

『青羽(ショウハ)高校の生徒ですよね? 転校してきたんですけど、道分からなくて…教えて貰えませんか?』

「…来いよ」

とマシンガンのように説明すると、少し疲れた様子だったけど…この謎(?)の男前さんに学校に連れて行ってもらい
遅刻せずに学校に着く。


しかし

『ありが…』

振り向くとその人は居なくなっていた