暫くすると……
部員が集まったのかあたしの紹介を始めた。

「お前らっ!今日から入部した1年の田崎 陽だ。これから俺らの仲間だからな?」

横で大声出しているのは剛さん


部員全員に紹介するって言ったから何人なのかとおもったら、たった全員で6人だそうだ。
比べちゃ駄目だと思うけど華南では30人以上はいたから少なさに正直ビックリ……
練習で5対5出来ないじゃん?!

「こいつが“原田 将(ハラダ ショウ) ”2年で副キャプテンだ。ポディションはPG(ポイントガード)だ」
剛さんが一人一人紹介していく。

「よろしくね、陽ちゃん」
なんかすごい紳士的?のような優しいお兄ちゃんって感じの人

「こいつは“渡中 准(トナカ ジュン)”お前とタメだ。ポディションはF(フォワード)キレると止めれねんよだよな」

「ちょっ!剛さん、そんなことないっスよ~ よろしくな!准でいいから」


准は黒髪の意志の強そうな目が印象的だった。