式場に着くとドレスに着替え、化粧をしていると
準備室のドアが開く。
「陽、おめでとう」
『悠翔! ありがとう』
悠翔は剣夜と同じチームのプロ選手になった。
「綺麗だね……嬉しいよ」
一瞬少し切なそうな瞳をする悠翔だけれどすぐに向日葵のような笑顔で
「幸せになれよ」
とあたしの頭を撫で…
部屋を出ようとする
悠翔の後ろ姿を見て
小さな声で呟く
『あなたを愛せたあたしは幸せでした…ありがとう』
聞こえたのか振り向かずに手をあげた
悠翔………
あたしのお兄ちゃん
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