あの日から剣夜とあたしは付き合った。 本当に剣夜はあたしを大切にしてくれて、そのおっきな愛で惜しみなく愛して包み込んでてくれる…… 傍にいてくれる… 「陽」 『ん?』 「あと3日で市総体だな」 『だね。絶対勝とうね!』 「任せろ」 そっとあたしにキスをする。 『剣夜…好きだよ』 「俺の方が好き」 『…バカップル』 「お前が言うな」 幸せそうに笑う剣夜を見て、 あたしも幸せを感じた。 ――溢れるような幸せを