私はあれいらい、 橋本を意識するようになった。 でも、橋本はあの日の事はなにも言ってこなかった。 ただ私だけが意識していた。 いつもと変わらない日々 あの日の事を消してくかのように。 私はあえてなんでしたのか理由は聞かない、 いや聞けない。 嫌われそうで怖いから、 だからなにも言わない。 オレンジ色に染まる夕日の下でキスをした そんなの夢の夢