「おっ やってるやってる♪」



体育館に着くと
あたしたちは入り口から中を覗いた





体育館の中ではバスケ部のみんなが汗をかきながら練習していた



あたしたちは邪魔にならないようにと
入り口から静かに練習の様子を見ることにした






「あれ‥拓海いないや」


「ほんとだ‥ あ。一ノ瀬」




一ノ瀬はシュート練習の真っ最中だった。



バスケ部の練習は何度も見てきたけど‥



何度見ても、見惚れてしまうくらい





一ノ瀬のフォームは綺麗だった









ドキンッ








一ノ瀬がシュートをするたび‥







あたしの胸が高鳴る