航はあたしを選んでくれた
あたしは航を選んだ
というか
そんなの偶然じゃなかったんだ
出会う運命だった
再び出会うことになっていたんだ
「ハル…」
まだうちらは抱き合っている
そんであたしは航のTシャツに顔を埋めている
「なにィ…?」
「顔あげて」
あげたらキスされた
優しくて、
砂が混じったような味、
さっきサッカー頑張ったもんね
優しいな
嬉しいな
航からのキスは、毎回愛を感じる
愛されてるなぁ~って
ちゃんと思えるんだ
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