「心配しなくても俺の方がいっぱい好きだから。」


そう言ってもう一回ひなのにキスをした。


「許してくれる?」


「じゃぁ…プリクラ撮ってくれたら許す!」


ひなのはいたずらそうな笑顔を見せた。


帰り道。
俺は久しぶりに苦手なプリクラを撮るはめになった。

撮ったプリクラを嬉しそうに眺めているひなの。