正直な気持ちだった。

忘れていてごめん。


でも信じてほしい。本当に本当に君が好きで仕方ないんだ。


「だいちゃんは記念日なんて忘れちゃうくらい私の事なんてどうでもいいんだ!」


ひなのの目から流れ続けている涙。こんな顔をさせたいわけじゃないのに。


「忘れてたのは本当悪かった。でもどうでもいいなんて思うわけないだろ?」


「だって不安だもん!だいちゃんは私のこともう好きじゃなくなったのかなって」


「なんでそうなるんだよ?!」


俺はひなののことが好きで仕方ないくらいなのに?