そうだ…2ヶ月経った時に次の記念日の時は帰り部活があっても一緒に帰ろうってひなのが言い張ってたんだっけ?


そんなことも忘れ部活が早く終わったのに関わらず智輝たちと遊んでた俺は彼氏失格だな。


俺は再び走った。


ひなのを追いかけて。


腕を掴むと大きな瞳に溢れ出る涙。



思わずひなのを抱きしめる。



「ごめん…本当ごめん」