『やばいよ桜…この人近くで見ればみるほどカッコいいよ!!』




「そうだね…」



私は茶色く太陽の光を跳ね返すその人の髪をそっと触った。




『桜…もしかして…?』



「ん?」



『…や、なんでもない!!ほら、桜起こしてあげて!!』



「あたしが!?」



『うん!』




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