みんなが帰った後
教室には私と由美と拓哉君の3人だけ。

「拓哉君。用があるって?」

「あぁ。急にごめんな。実は...」

「ちょっと待って!!
私、ここにいたら邪魔じゃない!?」

「ぇ?...あぁ。先に帰っててもらえるかな?」

「OK。真亜弥、また後でね。」

そう言って由美は帰ってしまった。