「真亜弥ー!!
早く帰るよー。」

「由美早いんだけど。準備しちゃうからちょっと待って。」

「OK。わかった。」

由美とは、私の1番の友達。ちっちゃい頃からのいつも一緒。

「じゃあ、帰ろうか。」
「うん。」

私と由美が帰ろうとした時。
「真亜弥ー!!
拓哉君が用があるからちょっと残っててだってー。」

同じクラスの子がそう言って私を呼んだ。

「ぇ?...はーい。」

拓哉とは、私が小学生の時からの友達。


「拓哉だってよ。
真亜弥なんかした?」

「なんにもしてないよ。なんだろう?」