急いで桜の木へ行き、もう一度見上げる。
「咲いてない…よな…?」
でも、俺の手の中にあるのは、
桜の花びら…
よく見ると、ハートの形にも見える。
何だか真人さんが、
『頑張れ!』
そうエールを贈ってくれているような気がした。
「真人さん、ありがとう…」
手のひらにあった花びらは、風に乗ってどこかに飛んで行ってしまった。
俺の優季への想いは、エンドレスの片想いではなく、いつか実を結ぶ…
そう確信した。
俺の想いが届くまで、何度でも繰り返す
Lovin'you と…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…