『大輔さん、あたし大輔さんの事、好きになっちゃいました。たまに会ってほしいです。ダメですか?』 『さっきも言ったけど俺、結婚してる。だから…』 『じゃあ、メルアドだけでも交換して。』 それくらいならと、俺は名 刺を渡してしまった。 俺は、今じゃ呆れる程バカ だった…。