私が受け取ると同時に私の右隣に龍臣は座った



私はキャップを回し、飲み始めた時



「それで、何が覚えてないって?」



げほっ…



話を戻さないでよぉ〜。…とりあえず誤魔化そう



「内緒!」



「…ふーん……」



え。怒ったかなぁ?



私は龍臣の顔を見ようと見上げた



「何?」



「別に…。あっ!お金渡してないよね。今、渡すから」



私はそう言って鞄の中にあるはずの財布を探した



「いらねぇよ」



「やった!奢りだぁ」