「ねぇ、今、何時?」
龍臣は右手に付けている腕時計を見ながら
「10時10分」
「って事はホームルーム終わってるじゃん」
「朔良が桜の木の下で寝てる間にね。しかも、生徒は帰っていってるぞ」
「うそぉ!なんで、早く起こしてくれないのよ」
「俺は何回も起こしたけど朔良が起きないから仕方なく待っててやったんだろ」
「うそぉ…」
「本当。それより、鞄取りに行こうぜ」
そう言って龍臣は校舎に向かって歩き出した
私は龍臣の後ろを歩いた
龍臣は右手に付けている腕時計を見ながら
「10時10分」
「って事はホームルーム終わってるじゃん」
「朔良が桜の木の下で寝てる間にね。しかも、生徒は帰っていってるぞ」
「うそぉ!なんで、早く起こしてくれないのよ」
「俺は何回も起こしたけど朔良が起きないから仕方なく待っててやったんだろ」
「うそぉ…」
「本当。それより、鞄取りに行こうぜ」
そう言って龍臣は校舎に向かって歩き出した
私は龍臣の後ろを歩いた