だから、私達は恋人同士ではなく



仲良し幼なじみで過ごしてきた



それでも、龍臣は何も言ってこなかった



約束が叶わないんだったら龍臣の中で、周りの人からみても1番仲が良い女の子になろう って決めてた



特別なんだ!って…



でも、違ってた



龍臣はちゃんと覚えててくれた



私はそれだけで嬉しかった




桜の木の下で将来を誓い合い、そして同じ桜の木の下でプロポーズしてくれた