ハアッ、、ハァッ、、





つ、着いたー!!えっと、私の現在地はサクラ塾の門の前にいるんだけど。周りの人にはなんて見えてるんだろう。「あら、あの子だれか待ってるのかしら?」そんな感じかな。





ン??誰??ものすごい金髪の兄ちゃんがこっちに寄ってきてるんだけど・・・。





「キミ、誰か待ってるのー??」





な、なれなれしい・・・。てかなにこれ。もしかしてナンパ??ナンパなんて生まれて初めてされたよ。





「ハイ。」

「あ、そうなの?じゃあ、待ってるの暇だよね。こっち来て一緒にあそばない!?」

「え、いやです。」

「なんで。いいじゃん。」

「困ります。」

「いいじゃん。いいじゃん。早く行こうよ!!!」

「いい加減にしてください!!!迷惑です。」

「は?そんな口利いちゃっていいと思ってんの?お前なんかに声かけてやってるんだから、いいからこい!!」





――――――「その辺でやめてあげてくれませんか?」

・・・だれこの男の人。でも助けてくれてる!!!!

「は?お前に関係ないじゃん。調子にのんなよ。」

「いいから、やめろ。」

「てめえ、いい加減に・・・」





バキッッ!!




私は思わず目を覆った。