館内に入ると、夢のような世界が広がっていた。
まさに神秘的な心をくすぐられているかのような気分になる。






「わあ~!キレイ★ホラ、あの魚かわいい!!!」






「なあ、この魚、幸にソックリじゃね??」








そういいながら裕樹が指差したのはマンボウだった。






「ひどい!!全然似てないから!!あ!このサメ裕樹に似てる!!」






わたしは、凶暴なサメを指差して笑った。







我ながらものすごく幼稚な競い合い・・・。







「ほ~う。俺はサメに似てるということか。じゃあ、マンボウはサメに食べられるな。」








意味不明なことをいいだした。







「はい??」