私はワンピースだからまたがる事はできないので、横向きに乗る。
裕樹君はまたがる。





すこーしだけだけど。お姫様になれたような幸せな時間が過ごせた。






その後に急流すべりに乗ってものすごい顔をカメラに撮られていたのと、バイキングに乗って裕樹君の気持ち悪さがぶり返したのとでものすごく楽しかった。






「最後は観覧車かなああー」





・・・観覧車ってことは裕樹君と2人きりなんて耐えられなーい。





「やめる??」





「やめない。乗るぞ。」





「あい。」





「行ってらっしゃーい!」という元気な係員の声に見送られ観覧車は出発した。





「おおおおー!景色いいね。私、実は高所恐怖症なんだけどさ、観覧車だったら全然平気なんだあー。」






「そうなんだ。」




もう、夕方の5時。



帰らないとなあー。。今この気持ちを後ろ髪を惹かれる思いっていうんだろうか。。