何故だか…

起きたくなくて…


目を開けたくなくて…


しばらく、このままでいたかった。



優しい香りが、ふんわりと俺を包んだ



桜のような匂いだった。


…南は…桜なんだよな…



そんなことを考えながら、眠りについた。