「……?」

目を開けると、目の前には普通だと天井だけど枕だった。

「宮沢さん、大丈夫?」

「え…っ痛いです」

背中が、スッゴく痛い。やっぱり壁におもいっきりぶつけたからかな?

「背中…ひどくなってるからね。すごく赤いから、包帯巻こう」

「はい」

そんなにひどかったかな。
でも、まぁ巻いてもらおう。

起き上がって、ブラウスを少しだけまくった。

すると、先生はいきなり痛んでる所に唇をあてた。

「…?」

何度も何度も同じ所にしてくる。

「せ…先生」