「あのうるさい先生を良く納得させたもんだなぁ」

驚きの目で見られながらも自分は、先生のを手伝った。

「ありがとう」
「いえ…では、失礼します」

自分が出て行った後…先生達が言っていた。


「学年一…頭が良くて、性格も良いよなぁ」

「うちのクラスにも欲しいですよ」


……先生達の話なんて、どーでもいい。

理解者なんて自分にはいない。

理解して欲しくない。理解したみたいな顔して欲しくない。

―誰も自分を理解しないで―

なのに……自分を理解しようという…男が自分の前に3人もやって来た。


人生で、とても厄介な奴らだった…