温泉を後にして、部屋へと向かった。

「そろそろ夕食だなぁ」

「もうそんな時間?」
「おお」

早いなぁ。けど、早く食べて休もう。

「失礼します」

女将さん達が、入ってきて夕食の準備をしてくれた。

「本日は、お刺身とアワビのー…」


女将さんの話が終わり、出ていくと自分達は、さっそく食べた。


「…!美味しい」

「だねぇ♪そうだ、南。口開けて?」


口を開けると、お父さんはニコニコしながら、自分の口の中に刺身を運んだ。