遅い!!

吉田の奴…もしかして!!


南を独り占めか!?


それだけは、譲らん!!


俺は、急いで保健室に向かって、勢いよく扉を開けた。


見たものは、キスしてるとこ。


南じゃない。太った女の教師。


確か、この女も…吉田と同じ保健室の…



「吉田、話聞かせろよ」


「…」


「おい、あんた出てけよ」


「え?」


「出てけ」


女は出てった。

後は…


こいつだけ。