「さて、そろそろ帰るよ。先生達にも連絡しなきゃ」



「おう。じゃあ、また見舞いに来てくれよ?」



「ああ。だから安静にしてな」



鞄を持って、外に出た。


そして、携帯で吉田先生に電話をした。


「先生、要が目覚めました」


「本当?!」


高城君が目覚めました!って先生が大きな声で、周りの先生に言っているのが聞こえた。