急いで病院に向かった。


病室に走って、扉を開けると…



包帯ぐるぐるの要がいた。



「…要?」


「南ちゃん…」



要は、朝…自分の家に向かってる途中に、交通事故にあったらしい。



―嘘―


嘘。嘘だよ。



「嘘…」



お姉さん達は、席を外した。