「先生…私を警察に連れてって」



何かを決意したようで、とても美しく見えた。




「うん。宮沢さん、高城君も行く?」



「「行く」」



安達さんは、自分より強い。


誰よりも、その人を好きって言える。


誰よりも、弱いのに諦めない心。



見習いたいものだ。