「ぅ……」


「気がついたようだ。急いで病院だ!」



混乱していた。

警察…?


何故…?安達さんが…いや。ありえない。



彼女は、きっと自分を憎んでるはずだ。


救急車に運ばれ、病院に向かった。




「…で、君の名前は…」


「宮沢…南です」



治療してもらい、ベッドに寝かされて、警察から取り調べを受けている。




「何故、君は…あそこに?」



「分かりません…殴られてから…記憶が…」


無い…