「…すみません。忘れて下さい」


「えと…うん」


馬鹿な質問した…

余計に気まずいし…

二人で部室の中に入ると


「あれ?要ー」

「高城君?」


キョロキョロと見渡すと…


倒れてた。


え?要?


「要?」

見てみると、要が顔を真っ赤にしながら倒れていた。



「ちょっと、要」

ゆさゆさと要を揺さぶっても起きない。